北坂戸・川越・北坂戸NEXT
さてようやく新学期かと思いきや、なにやら感染症対策ということで9月から分散登校がはじまりました。
送迎時間が不安定になり、その調整の困難さや8月の感染症拡大の深刻さを原因として、9月・10月を自主的にお休みされるご家庭が多くありました。
保護者や学校の先生としょっちゅう電話をして時間を確認せねばならず、気の抜けない月でしたね……。お疲れ様でした。
まずはいつも通り、プールの様子から。
顔に水がかかるのが苦手な子は、かなり多いです。
顔を水につけられるかどうかは、泳ぎの習得にも大きく関わってくるので、なるべく早く水には慣れてもらいたいところですが、無理強いをしてはかえって水への恐怖心が大きくなってしまいます。
基本的には本人のペースで。無理のない範囲でチャレンジしてもらっていきます。
口まででも、やろうと思えるだけで十分です。
潜れるようになった子は、やはり水中の感覚が面白いのか、暇さえあれば潜るようになります。
分厚い膜を通したような音、皮膚を包む水の感触、光の散乱などが、心を落ち着けてくれるのかもしれません。
しかし、児童が潜っている状態は、指導員にとっては緊張しなければならない状態でもあります。
赤い台に水着が引っかかって水面に顔を出せなくなるかもしれない。足が攣って溺れてしまうかもしれない。潜ったのではなく意識を失って沈んでいるのかもしれない。
夏のプールで監視台から「潜らないでください」と注意を受けた経験がある方は多いと思います。潜ってる状態は、それだけ危ないんですね。
しかし、顔を水につけるのは水泳の基礎。避けて通るわけにもいきません。
顔をつけてバタ足ができる段階までくると、練習中に何かあったらすぐに見てわかるので、だいぶ助かります。
背浮き。鼻に水が入って涙目になるくらいはご愛敬。
水中宝探しは、指導員も一緒に潜って様子を見ながらやっていきます。
いつも細心の注意を払って、プールの練習に取り組んでいます。
続いて、ダンスの様子です。
お休みが多いことから、ほとんど下級生ばかりの日がありました。
いつも前で積極的に踊る上級生たちがいなくなったことがどう影響するか気になりましたが……
意外と、ほとんどいつも通りに動けていました。
「オラは人気者」の新しい振り付けも難なくこなします。
下級生もしっかり成長しているということなんでしょうね。
別の日、かなり人数が揃っている状態でも、全体的に動きが良くなっているのが実感できました。
みんな本当に上手になりました。なにより、「楽しみつつ、ちゃんとやる」というのができています。
ダンス中にふざけてしまうことは今もたまにありますが、それは減っていますし。
いつか発表会をやれたらなあ、と思うのですが、本当にいつになるやら……
9月のはぴねすくらぶ川越②に続きます。
※写真は保護者の方の了承のもと使用させていただいております。