北坂戸・川越・北坂戸NEXT
11月は感染症の流行が落ち着いてきて、穏やかに過ごせたひと月でしたね。
この平穏がせめて春まで続いてほしいと願いながら、基本的な感染症対策を継続していました。
そんな11月のはぴねすくらぶ。まずは運動療育の様子からお伝えしていきます。
はぴねすくらぶの運動療育では、体幹をターゲットにした運動を毎回実施しています。
マットの上でプランク。
起き上がって腹直筋のトレーニング。
体幹を鍛える理由としては、まず体幹が弱い子が多いからというのがあります。
姿勢を保つことや、じっとしていることが苦手だったり。そうした苦手の改善を目指しています。
また、姿勢保持の困難は、他の運動の苦手にもつながりやすいんです。
例えば走るとき。例えば重いものを持ち上げるとき。例えばジャンプするとき。
体幹が安定しない状態では、下半身の筋肉の力が効率よく上半身に伝わらず、うまく動けなかったりします。
そうしたことの積み重ねから漠然と「運動が苦手」と思われてしまっては、もったいないですよね。
はぴねすくらぶの運動療育では、まず体幹を鍛えようということで結構長い間やってきたので、参加者の子たちもだいぶ鍛えられています。
昔はプランクが1秒もできなかった子も、ちゃんと姿勢を作れるようになりました。
そうした成果を、11月に行った体力測定で形にしてみました。
30秒で何回身体を起こせるか測る上体起こし。
去年は10回もしたら疲れてしまった子が、今年は20回以上やってくれました。
立ち幅跳び。腕を振って勢いをつけて、それを下半身の力と連動させるという難しい運動です。
体幹の強さが大きく関わる運動であることもあって、みんな記録がしっかり伸びていました。
反復横跳び。下半身の筋力はもちろん、体幹でバランスをとる力、リズムをとりながら動く力などが必要で、これまた複雑な運動です。
これについては、体幹を鍛えた成果が立ち幅飛びより見えづらかったですね。
握力測定は普段見かけないような機械を使うせいか、みんなすすんでやりたがります。
長座体前屈。主に下肢の柔軟性をはかるものですが、子どもたちは基本的に大人より柔軟性は高いですね。
みんなが積極的に参加してくれたおかげで、しっかりデータをとることが出来ました。
11月のはぴねすくらぶ川越②に続きます。
※写真は保護者の方の了承のもと使用させていただいております。