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例年を超える暖かさが続いたおかげで、桜もすっかり満開になってしまいました。
この調子では入学式にはすっかり葉桜ですね。
こんにちは、はぴねすくらぶ川越です。
いよいよ春休みに入りましたね。
新学期、新学年への準備期間。こどもたちの様子もちょっと違って、ソワソワしたりワクワクしたりです。
そんな心躍る春休みに、はぴねすくらぶ川越では色々なところへのお出かけを企画しました。
そのうちの一回の様子をお伝えしていこうと思います。
行ってきたのは、環境プラザ「つばさ館」。
入間川の近くにある公共施設で、ごみ処理場を見学したり、リサイクル体験ができます。
入り口には大きな資源ごみのエコタワー。
これは市内で1日に排出されるごみを品目別に柱の中に詰め込んだタワーです。
たった1日でこれだけの量が出てくるんですね!
受け付けの方にお話しすると、3階からごみ処理場見学に行けるとのこと。
この日は案内などは難しいとのことだったので、はぴねすくらぶ川越の職員と子どもたちだけで行くことに。
立ち入り禁止の札はまたいで行ってよいとのことで、渡り廊下を歩いていきます。
綺麗で広いのに無人の建物を歩いていると、なんだか不思議な気持ちになりますね。
今現在可能な施設見学は、新型コロナ対策などの影響もあってか、あくまで仮のものという感じで、映像などでの解説は動いていません。
しかし、きっちりとした「社会科見学」でない分、自由に見て回れるため、はぴねすくらぶ川越としては非常にありがたい状況でした。
解説などはプレートにあるものだけで、かなり簡潔なものになります。
ここはプラ容器の分別をしているところ。
ここは缶を磁力にさらしてスチールとアルミの分別をするところ。
上の方でカチカチと磁石に引っ付いているので、持ち上げないと見えませんでした。
排ガス処理装置ではごみを燃やして出た煙から、毒を抜いていくそうです。
プレートを見ながら学習していきます。
ところどころにスタンプポイントがあり、なぜか大きな人形も置いてありました。
新型コロナの影響がなければ、スタンプラリーもあったんですね。
最後の方に、この見学最大の見どころがあります。
ごみクレーンです。
巨大UFOキャッチャーが大量のごみを鷲掴みする光景はなかなかに見ごたえがあります。
ぐーっと持ち上げて……
端っこにおろしました。
画面左側にあるごみの流入口がふさがらないように、ごみを移していたようです。
迫力がある光景に、思わずかぶりつきで見てしまう一同。
見学コースのラストは、ごみの受け取り場でした。
ごみクレーンのところに運ばれるごみたちは、こうして収集車から受け取られ、分別されて処理場に流されていくんですね。
実は一般車両が家庭で出たごみをここに直接持ってくることもできて、そうすることで回収業者に頼むより費用が浮くなんてこともあったり。
まず画面中央の建物で届出を出してから、車を施設に乗り入れる際にここで重量を測り、出ていくときとの重量の差で出したごみの量を計算し、必要であれば料金を払うという形。
年末などには一般車両がかなり集まってきて、大変みたいですね。
ごみ処理施設見学の後は、1階に戻ってごみにまつわる社会的な問題を学んでいきます。
クエストブックコーナーでは、ごみがどのように環境に影響するのかを教えてくれます。
ここは3R体験コーナー。
Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つのRについて学べます。
リデュースはごみの排出量や資源の利用量を減らすこと、リユースは物を分解せずに再利用すること、リサイクルはごみを分解して資源を再利用することです。
パネルクイズなどがあったり、「おもちゃのお医者さん」についての告知があったり。
また、これらのコーナーの奥にはリユース商品が置いてあり、一人の購入数の制限はありますが色々な中古品をとても安く手に入れることができます。
この日見たものだと、フランスベッドがなんと7000円! 家具などは人気が高いためか、投票して抽選を受ける形で販売しているようです。
ごみの処理やごみにまつわる環境問題について学ぶことができ、リユース商品の購入などを通じてごみ問題への取り組みを実践できる環境プラザ「つばさ館」。
春休みにご家族で足を運んでみるのも、面白いかもしれませんね。
次回も、お出かけの様子をお伝えしていきたいと思います。
はぴねすくらぶ川越の春休みはまだまだこれからだ!
※写真は保護者の方の了承のもと使用させていただいております。