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半月で随分と暑い日も増えましたが、夕方の涼しさはまだ初夏といえるでしょうか。
季節の変わり目であるせいか、学校では様々な感染症が流行っているようです。皆様もお気をつけて。
こんにちは、はぴねすくらぶ川越です。
春休みの写真もいよいよこれで最後です。
今回は狭山市立博物館で開かれていた「わくわくトリック3Dアート展」の様子をお伝えしていこうと思います。
狭山市立博物館は毎年、長期休暇に皆さんが楽しめる企画があります。実は夏も行く予定です(´∀`*)
まずは錯視とは何か、その歴史などについてのパネルをみて勉強していきます。
錯視や錯覚は、昔から様々な形で研究されてきたんですね。その結果として、実際の仕事などの場面で活用されることもあるのだとか。
例えばこの展示で見られるような、補色残像現象。
赤いものをしばらくジーッと見てから他の物を見ると、そこにないはずの青緑色の残像が浮かぶという現象です。これで困るのは、例えばお医者さん。手術の時に血まみれの人の身体をジーッと見ていなければならないですからね。外科医の手術着が青や緑なのは、これを防ぐためなんだそうです。勉強になりますね!
今回の3Ⅾアート展で主に使われるのは「錯視」で、遠近感を騙してくれる絵画を楽しむものでした。
例えばこの作品。
大きな赤ちゃんの顔にスプーンを入れようとしているように見えますが、赤ちゃんもスプーンも平面の絵です。
壁と床の角度でうまく口の奥行きがでてるのがすごいですね。
ぎゃー! 食われるー!
レンガの家とブランコ。この階段も犬たちも全部平面の絵です。そうは見えませんよね?
高ーい木に作られたツリーハウス……ではなく、はしごが途中から絵に変わっています。
まるで本の中から出てきたような不思議な写真。建物の角をうまく使ってあるので、立体感がすごいです。
水晶玉の中に閉じ込められてしまった!
天使降臨……ではなく、膝を折って座っているだけ。でも、よく見ないと気づけませんね。
黄色い服がバナナみたい。逃げてー!
魔法のトラックにはくじらや象などの巨大生物はもちろん、奥には月や地球まで乗っています。
上の手すりにつかまって奥に移動。あれ、奥行きはある?
どこまでが絵なのか……写真だとわかりませんね。すごい!
一通り遊び終わった後は、近くの稲荷山公園でお昼ご飯を食べました。
まだ桜も結構咲いていて、ちょっとしたお花見もできてお得な気分。
食後はシャボン玉などで遊びます。
桜を背景に暖かい日差しの中でのんびり遊ぶ、絵にかいたような春の休みの一コマになりました。
……絵にかいたような、とは言いましたが、この写真は3Dアートではなく本物ですので、ご安心ください。
※写真は保護者様の了承のもと使用させていただいています。