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暑さもだいぶ緩やかになってきました。蝉の鳴き声が徐々に減っていく中、夕刻からはコオロギの合唱が始まっています。
夏休みも終わりが近づく中、皆さまいかがおすごしでしょう。
今回は8月上旬のはぴねすくらぶ川越の活動の様子をお伝えしていきたいと思います。
まずは所沢にある航空発祥記念館へ行った時の様子です。
6人の子どもたちと一緒に、車でわいわいやりながら行ってきました。
記念館の最初の展示物は、「空を飛ぶ」ということに必要な条件や現象の科学的な説明が目に見える形で示されており、興味深そうに見ている子が多かったです。
ベルヌーイの実験。空気が勢いよく噴き出ている穴にボールを近づけると、ボールが穴にくっつきます。直感的な理解とは違う現象を見ると、やはり驚きますよね。
シミュレーターの類もたくさんありました。
ヘリコプターや飛行機の操縦を体験できるのは、かなり楽しかったようで、シミュレーターの前からなかなか動かない子も。
床に投影された映像を踏んづける体験型の展示。
こういう身体を動かすものはみんな大好きですね。
このほかにも45分くらいの短編映画を公開している大型映像館などがあり、療育手帳があれば入場料込みで無料でいけます。お勧めスポットです。
お盆休みに入る前の一週間は、「モノ作り週間」ということで色々なモノ作りにチャレンジしてみました。
次に紹介するのは、UVレジンを使ったモノ作りの様子です。
粘液状の樹脂を紫外線で固めて作るこの手芸は、結構メジャーなものであるようで、100円ショップなどにも材料が売っています。
今回はみんなで、はぴねすくらぶ川越の隣にあるセリアに、土台となるアクセサリーを買いに行き、それにこちらで用意したレジンと飾りを使って作品を作ってもらうことにしました。
皆なかなかに真剣に取り組んでくれています。
レジンに飾りを挟んでから、紫外線を当てます。
3分ほどでできあがり。
それぞれに個性的な仕上がりになりました。
こちらは星型の土台。いくつかの染料を混ぜて作ったミント色を下敷きに、金のラメをちりばめた小さなこぶをのせてみました。
海を思わせる深い青に金のラメを散らした、シンプルながらも綺麗な作品。
金のラメだけを沈めたものも作りたかったようです。
男の子はみんなやたらと金が好きですね!
続いてのモノ作りは、風船飛ばし。
航空発祥記念館の展示であった「ベルヌーイの実験」に似たもので、強い風を吹き出す機械の上の風船の輪っかを近づけて、その場でぐるぐる回るようにする、テレビのでんじろう先生でおなじみの実験です。
まず風船を20個くらい膨らませて、ガムテープでつなぎます。
結構なサイズになりました。
これならくぐれるかな?
空気を勢いよく吐き出すブロワーという機械にこの輪っかを近づけると、くるくると回り始めます。
子どもたちは大興奮。
風船自体にそれほど興味がなかった子も、雰囲気に乗せられてキャッキャと喜んでくれました。
動いている輪っかを飛び越えるのはなかなか大変。度胸もいります。
小学校高学年の子ならなんとか行けました。
低学年の子でもジャンプできました!
思い切りが肝心だったようです。
※写真は保護者の方の了承のもと使用させていただいております。