北坂戸・川越・北坂戸NEXT
6月。例年よりやや遅れて梅雨に入り、とにかく湿度が高い日が続いていましたね。
そんな初夏の折、はぴねすくらぶ川越の子どもたちの間では、なぜか無限かけっこが流行っていました。
1人が音楽をかけながら円を描いて走りはじめると、他の子も参加しだします。
普段は一人で遊んでいる子も、これを見ると喜んで参加しにきます。
相手を追いかけるわけでもなく、ただ一緒に走っているだけ。なのにニコニコ楽しそうです。
こうして一緒に笑い合っているのを見ると、関わり方が分からないから仕方なく一人で遊んでいることもあるんだろうな、ということに気づかされます。
見て真似するだけで参加できるこの遊び。まだしばらくはブームが続きそうです。
さて、まずはプールの様子からいきましょう。
子どもたちはそれぞれのチームで楽しみながら、練習に参加してくれています。
プールサイドに手をついて、顔を水につけたまま身体を伸ばせるかなー。
身体が伸ばせるようになったら、ビート板を使ってけのびの練習。
慣れてきたらビート板なしでやってみます。
つづいてビート板バタ足。
目指せ25m!
4泳法最初の関門、クロール。
これまでの練習がしっかり身になっているから、少しずつでも上手になっていけるんですね。頑張れー!
続いて、6月の運動療育。
関節の柔らかい使い方が苦手な子が多いため、主に膝の曲げ伸ばしをターゲットとして課題を組んでいます。
いつも通りの体幹の基礎トレーニングから。これもだいぶ出来るようになりましたね。
膝を曲げて歩幅を大きくして、忍び足。
忍者になりきってやってくれました。
次はその場で立った状態からのジャンプ。
膝をしっかり曲げて、足の力をジャンプに活かしていきます。
しかし、ジャンプするときに背中が強く反ってしまう子が多いですね。
もともと猫背の児童が多いためか、骨盤が後ろに傾いた状態のままジャンプしていることが原因だったようです。
骨盤が後ろに傾いたままだと、足の力が十分に活かされず、足りない勢いを背筋で補って反り返るようにジャンプしてしまっています。これは効率が悪い上に膝にも余計な負担がかかります。
次にジャンプの課題を作るときは、膝を曲げる際に胸を張って顎を引いて、しっかり骨盤を前傾させた状態からジャンプするように指導していく必要がありそうです。
最後に、蛙ジャンプ。
完全に前傾姿勢になれば、足の力が確実に活かされます。
当然その分、足がキツいので数度やるだけで「もう嫌」になる子もいますが、ここは頑張ってもらいました。
こうして頑張った結果が出たのか、「学校の体育でしっかりできた」などのお話を保護者様からうかがうと嬉しくなりますね。
6月に入って学校でもプールがはじまりましたし、そういうところで?療育が活きてくるといいなあと思いながら、支援しています。
6月のはぴねすくらぶ川越②に続きます。
※写真は保護者の方の了承のもと使用させていただいております。